暮らしのアークス、社長室の鈴木です。
今日の地域活動レポートは「草加市役所地下駐車場の塗装ボランティア」についてご報告させていただきます。
現在、埼玉県では「埼玉県思いやり駐車場制度(パーキング・パーミット制度)」という取り組みが実施されています。これは、障がいのある方や要介護状態の方、妊産婦の方など、 歩行が困難な方に利用者証を交付し、公共施設や商業施設などに設置されている 「車椅子使用者用駐車区画」「優先駐車区画」の適正利用を推進する制度です。
草加市もこの制度に積極的に取り組んでおられ、駐車場の区画塗装をご相談いただく中で、今回は弊社の地域活動として塗装を実施させて頂こうという運びとなりました。
更に今回駐車場塗装には、同じ草加で自立支援・就労移行支援活動を行なっており、弊社も就労支援実習受入れ企業としてお世話になっております「一般社団法人キャリカ」さまよりスタッフ・就労実習生の皆さんのご参加と、草加市長の山川百合子市長にご参加いただける事になりました。
弊社だけではなく草加市や地元事業所さまと協力して行う地域貢献活動。また、参加いただける実習生4名のうち3名は弊社の元実習生であり、弊社卒業以来久しぶりの再会となる事もあり、当日までとても楽しみな気持ちで準備を進めておりました。
当日は良い天気となり、晴れやかな気持ちで現場到着。
地下駐車場では、弊社職人達が塗装前の下処理を行なっていました。「ただ塗装するだけ」ではなく、より長く持たせ、より長く皆さまに利用してもらいたい気持ちを込めて、丁寧にした処理を行ないます。
実は、実習生の皆さんには会の開始1時間前からお集まりいただきました。
その理由は、ズバリ『塗装の特訓』。山川市長が参加された際に、弊社スタッフからではなく就労実習生の皆さんから塗装の仕方をレクチャーしてもらえるようにと、皆さんを山川市長の【先輩職人】と命名し、山川市長には内緒で特訓しました。
就労実習生の皆さんへは弊社工事部、現場管理の子安さんが塗り方を説明。初めての体験ながら、一緒に真剣に取り組んでくださいました。子安さんを【師匠】と呼びながら質問する皆さんの姿が、とても印象的でした。
実際の会では山川市長からも積極的に就労実習の皆さんへお声がけされ、実習生は山川市長緒にしっかりとコツまでレクチャーしながら、作業をさせていただきました。
実習生のUさんは、「アークスさんから今回のお話があったと担当者さんから聞いて、すぐに参加を希望しました。お世話になったアークスさんのお手伝いが出来ればと思って。市長さんへ【先輩職人】として塗装をレクチャーするのはとても緊張しましたが、とても良い経験となりました」と、話してくれました。
今回の工事では、「車椅子使用者用駐車区画」「優先駐車区画」のそれぞれの区画を示すブルーとグリーンの塗装を行わせていただき、地域密着を掲げて活動しているアークスにとっても、とても充実した時間となりました。
今回の地域活動実施後、草加市役所さまが当日の様子を駐車場に掲示をしてくださいました。市役所をご利用に皆さま、ご興味がございましたら是非一度ご覧になっていただけましたら嬉しいです。
今回の取り組みをきっかけに、 「埼玉県思いやり駐車場制度(パーキング・パーミット制度)」が草加の皆さまに周知され、 『誰もが、安心して、駐車ができる埼玉県まちづくり』の実現の一歩になればと思っております。
今後も、暮らしのアークス(株式会社アークス)は、地域に皆さまに寄り添った活動を続けてまいりたいと思います。どこかで見かけましたら是非お声をかけてください。
皆様のお声がけが、私たちの活力となります!
今後もよろしくお願いいたします。
《このレポートを書いた人》
鈴木遥(SUZUKI HARUKA)/社長室 室長
塾講師を経て株式会社アークスに入社。アークスの仲間や地域の皆様、たくさんの方々に支えられ日々奮闘中。「関わる全ての人々に親切に接する」ことを忘れず、沢山の方々との縁を大切にして、業務に取り組む頑張り屋さん。