こんにちは。暮らしのアークスの鈴木です。今回は、当社で継続して行っている就労支援実習の取り組みについて、卒業生の皆さんから届いたメッセージをご紹介しながら、あらためてこの活動の意味を振り返りたいと思います。
アークスではこれまでに12名の実習生を受け入れ、約2か月の実習期間を経て卒業していただいてきました。
実習生の皆さんは、週に数日実際に出社し、パンフレット封入・資料整理・パソコン作業・備品の準備など、私たちと一緒に実務に取り組みます。
最初は緊張されている方も多いですが、少しずつ職場の雰囲気に慣れ、自分に合った仕事の仕方を見つけ、まわりと声を掛け合いながら過ごすなかで変化・成長し、アークスを卒業されます。
ここで、アークスで実習を終えた実習生の皆さんから頂いたメッセージをいくつかご紹介します。
ーー分かりやすく教えていただき、ありがとうございました。久しぶりに職場の雰囲気を感じられてよかったです。
お世話になりました。ーー
ーー皆さんが親切に指導して下さり、自身も穏やかな気持ちで取り組めたこと感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。ーー
ーー1ヶ月半お世話になりありがとうございました。皆様には、たくさんの作業を教えて頂きありがとうございました。自分には課題がありますが、課題を活かしてこれからも頑張っていきたいです。楽しかったです。ーー
こうしたメッセージのひとつひとつに、その方が過ごしてきた時間や努力、気づきが込められていて、読んでいる私たちも胸が熱くなります。
アークスの実習では、得意・不得意を見極めて仕事を振り分けることはもちろん、先に実習を始めた「先輩実習生」が新しく入ってきた実習生をサポートするという文化も育ってきています。教える側にとっては、自分の理解を深めたり、人に伝える力を養うチャンスになり、教えられる側にとっては、「同じ立場の仲間がいる安心感」が背中を押してくれます。この“支え合い”の空気こそが、アークスでの実習の最大の魅力なのかもしれません。
就労支援実習は、単なる「職場体験」ではありません。それは、誰かの「はじめの一歩」に寄り添うことであり、未来の可能性を一緒に育てていくプロセスです。
アークスは、これからもこの取り組みを大切に続けていきます。そして、誰かの「働いてみたい」という気持ちを、あたたかく受け止められる企業でありたいと考えています。
実習をご希望の支援事業所さま。見学・相談はいつでも受け付けておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
《このレポートを書いた人》
鈴木遥(SUZUKI HARUKA)/社長室 室長
塾講師を経て株式会社アークスに入社。アークスの仲間や地域の皆様、たくさんの方々に支えられ日々奮闘中。「関わる全ての人々に親切に接する」ことを忘れず、沢山の方々との縁を大切にして、業務に取り組む頑張り屋さん。